自担の初めての主演舞台。
譲ってもらうよていだったチケは仕事休めんくて1回行けんくなったけど、出勤退勤の時にほぼ毎日グローブ座の前通って、染、色のポスター見て、正門くん頑張れ〜って心の中でお祈りした1ヶ月。
東京千秋楽にはメンバーみんなとシゲアキさんが来てくれて舞台からメンバーとシゲアキさん正門くんが本当に嬉しそうで、私まで嬉しかったなぁ……
めでたく配信も決まったので、配信前に染色の感想をバーッとかく。
何度か見てその都度書き足して行ったので時系列とかもろもろバラバラだけど、ブログタイトル通り、手記なので良。
では、はじめまーす。
深馬くんが持つ感情はきっと誰しもが持つもので、才能が開くか開かないかもふとしたきっかけがあるかないか。
きっかけの引き金引き金を引くか引かないかの違い。
深馬くんにとってのきっかけの引き金がマミっていう幻想だったのかな?
開幕以前からミウマとマミって名前似てるなぁとぼんやり思ってたのですが、舞台見て、マミが私は深馬のとこ知ってる感やら、最後の回想のとこやらでマミは実在しない人物で、深馬くんの深層心理なのかなと思った。
マミの才能やしていること(頼まれたら看板に絵を描く、自分の好きな絵を描く)は深馬くんが望んだものなのか、まだ、開花していなかった才能なのか、
『秋に咲いた桜は春にも咲くのか』深馬くんはこれの答えを探してた。
深馬くんとマミの出会い(深馬くんの才能の開花)が秋なんだとしたら、同級生が就職した春に深馬くんは留年していたので、秋に咲いた桜は春には咲けなかったということだなと思った。
才能があると言われ多方面から期待を寄せられてた深馬くんがマミを失ったタイミングで絵への情熱を完全に失って、
自分が思ってる才能と周囲が思う才能にギャップがあってそれにも深馬くんは苦しんでいたのかなと思う。
多分、この舞台染、色はシゲアキさんの負の感情が詰めに詰め込まれた舞台だなぁと思った。
いつかのどこかの媒体でシゲアキさんが「僕が早く小説を書き上げていたら、僕らはあのままだったんじゃないか」みたいなことを言ってるのを見た気がして、それ読んだ時、多分シゲアキさんはずっとどこかに劣等感を抱えてアイドルやってきたんだろうなって思った。
(当方、シゲアキさんのオタクでは無かったのでそんなこと言ってなかったら教えてください)
染色の中にある全てが、シゲアキさんが浴びてきた言葉で、感じてきたことなのかなって思って見てた。
まさかどくん、一度にキリッとなる顔ととろんとする顔うますぎる切り替えが爆速すぎる。
錦戸亮ちゃんも眉毛使って演技するの得意だったから正門くんも素敵な俳優さんになるね。
マミが舞台上にいないとき眉毛がキリッとしてることがあって、その時はマミの人格宿した深馬くんで、キリッとしてない時は深馬くんそのものなのかなとおもったりした。
器物破損云々のニュースが流れてる場面でビル群みたいな絵を深馬とマミが描くシーン、深馬が形を作って、マミが色を付ける。ヤギと蛇の所もそうだったかな。
深馬くんにとってマミは枯れかけた才能にもう一度色を付ける存在だったのかなとおもった。
マミがいなくなってから(マミを手放した後)はヤギと蛇の絵の色ががなくなってた。
高校生から上京し美大の予備校に通い主席で入学した深馬くんの人生を「普通」っていったマミにホッとしたように笑うんだよねぇ、周りから「君は特別だ」と言われ続けたプレッシャーみたいなものが解けた瞬間があの場面だったのかなぁ……
私は、マミには心から笑っているように見えて、杏奈には偽りの笑顔(作り笑い)むけてるように見えたなぁ、最初(北見と原田とのシーン)以外マミといる時以外笑わないんだよ深馬くん。
ベージュシャツの間は深馬くんが出てきたところからマミが出てきてはけていく気がしたんだけど、マミを抱いたところ以降、黒シャツになった所から2人は反対側から出てきて同じ方にははけないようになった気がした。2人の心の距離というか、思想の距離をそこで表してるのかな〜って思った。
マミに「ずっと一緒にいられたらいいのに」と言われて抱きしめられてる深馬くん夢の中に落ちそうな表情するんだよねぇ。そこから我に帰ってマミを突き放すんだけど、そこが深馬くんが深馬くん自身の才能を手放したきっかけなのかもと思った。
深馬くんにとっての「君はなんにでもなれるよ」はプレッシャーを与える言葉だったかもしれないけど、正門くんにとっての「君はなんにでもなれるよ」は希望の言葉であって欲しい。
深馬くんが言う「運が良かっただけなんだ。」
すごかった、と言われた1.2年は深馬くんが深馬くんの才能を信じていた時期だったんだろうな。 3年になってからかけなくなったのは自分の才能が信じられなくなったからかな。
(個人的には、NEWSに選ばれた時のシゲアキさんともリンクしました。)
私は美術に詳しい人間では無いので、劇中で書かれた絵を色々考察してる人いて面白いなと思った。
特に記憶に残ってるのはヤギに蛇が巻きついてる絵
ヤギと蛇の絵+深馬くんでキメラが成り立つと言う考察が個人的にしっくり来た。 深馬の読みを変えてシンバと読む(シンバはアフリカの言葉でライオン)
キメラの象徴が「理解できない夢」ということらしいのだけど、マミと出会い過ごした全てが夢なんだとしたら、夢の始まりはヤギと蛇の絵を描いて寝てしまった(熱中症で倒れた?)ところからかな?と思う。
その夢から覚めるのは、病院のところかと思ったけど、そこではまだ滝川先生が悪者のままだから、夢じゃなくなるのは深馬くんが杏奈の家に住み着いたって話すところからか、居酒屋かな
個人的にずっと分からないなと思うのは
杏奈の面接のシーン尊敬する人を聞かれて深馬くんのことを話すところ「彼?彼とはそう言う関係じゃないです」がいまだにわかんない。
安直な考えだと面接官は「君は彼が好きなの?」とか、「付き合ってるの?」「彼氏なの?」とかそう言うこと聞いたんだとおもうんだけど、そこで、「そういう関係じゃないです」って言うのがあんまりわかんないと言うか…
なんで「そういう関係じゃないんだろう」
「彼氏なの?」以外に「そう言う関係」が表せられるものってなんだろう?
何かあったら教えてください。
劇中にお酒が良く出てきたなぁと思う。
大学生ぽさの演出か、酒に酔うだけじゃない多面的な意味の演出かは私には考えられなかったけど、
(2021/07/09 09:30)